ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女
2005年製作 アメリカ作品 140分
[監督]アンドリュー・アンダーソン
[脚本]アンドリュー・アダムソン 、クリストファー・マルクス 、スティーヴン・マクフィーリー 、アン・ピーコック
[原作]C・S・ルイス
[音楽]ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
[出演]ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー
ティルダ・スウィントン、ジェームズ・マカボイ、リーアム・ニーソン(アスランの声)
第二次世界大戦下のイギリス。ぺペンシー家の兄弟、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーは空襲を逃れ、田舎に住むカーク教授の所に預けられる。広大な土地と大きな屋敷は4人の兄弟にとって格好の遊び場。好奇心旺盛な末っ子のルーシーはかくれんぼの途中で大きな衣装ダンスが置いてある空き部屋を見つける。隠れるには最適と衣装ダンスの奥へ奥へと進むと、いつしか雪に覆われた森の中にいた。ルーシーはそこでフォーンと呼ばれる奇妙な生き物に出会い、今いる場所がナルニアという魔法の国だと知らされる。
ロード・オブ・ザ・リングと並ぶ英国の名作ファンタジー、ナルニア国物語第一章ライオンと魔女。第一章というからには続編ありです。というのも原作は1950年に誕生し、1956年の「最後の戦い」まで全七作あります。映画で七作もやるのはちょっとないと思いますがキャスト、スタッフの大きな入れ替えがなければ続編も大ヒットするかと思います。
さて、ライオンや馬が喋り、ケンタウロスやフォーンといった半身半獣のキャラが数多く登場する本作はまさにお伽の国に迷い込んで夢をみてきたような気分を味わえます。ナルニア国の描写が秀逸でとてもまとまりがありました。ロード・オブ・ザリングにあるようなダークでリアルな世界観やハリー・ポッターの現代風な味付けのファンタジーとは違う古めかしくてあたたかな童話っぽさも感じます。
冒頭の空襲のシーンを見たときは入る館を間違えたのかと一瞬思いました。主人公は幼い兄弟4人で第二次世界大戦から逃れ田舎の古い屋敷に疎開してきます。しかし4人の兄弟は導かれるように魔法の国に入り込みそこで待ち受けていたのも戦場でした。しかも戦争を終わらせることのできる伝説の英雄としてまつりあげられるのです。CGばかりに頼らずにそれぞれの性格わけがとてもしっかりと描かれていて良かったように思います。
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